『 ぎっくり腰の慢性症状に悩む 』

  2019年7月11日   中山 明俊



 5月18日朝15kg程度の重量のある荷物を持ち上げようとしてぎっくり腰ななる。一瞬激痛が走る。「またやったか!」今度は本格的のようだ。2日程度、激痛は止ない。どのような姿勢をしても痛い。当初数時間寝そべりながら、いくらかでも激痛の緩い姿勢を探す。痛みを回避する姿勢は手足を伸ばす姿勢よりは前かがみの緩い姿勢の方がいいようだ。
 2日ほど痛み回避の模索から急性の痛みからいくら軽くなった。自然回復のように感じる。前かがみの姿勢ながら、室内ならば足で歩けるようになった。背筋は伸ばせないが、日常生活は自立してできるようになる。背筋を伸ばすことは、まだできない。やっとタクシーを呼び、医者へ行く。X線写真を撮る。骨には異常はない。医者の処置はこれで治ると思えるような特別なものはない。血行を良くする注射を受ける。そして痛み止めの薬の処方だけである。自宅から医者までの距離は通常は徒歩8分ほどであるが、帰路は休み休み25分かけて帰る。
 5月24日医者通い2回目、往復徒歩で通院。この日骨密度測定。成年男子平均の88%であるが、同年代平均からは103%、大腿骨は114%、骨密度はOKである。背筋は伸びない。ちょこちょこ歩きである。
 5月28日(火)発症から1週間過ぎた。痛みは右腰部、右足脛、右足首に感じる。
 激痛はなくなったが力を入れるとピクッと感じる痛みは3日めぐらいとあまり変わっていない。かくして高齢期の故障は症状が慢性化しやすいと自覚した。そして慢性化とは、症状が改善するよりか、この症状(痛み)を感じつつ、この後の人生、ずーっとこの痛みと付き合っていかないといけないかと、あきらめ感を受け入れることになってきた。
 ここで冒頭に書いた「またやったか」にちょっと触れる。「またやった」という2度目。1度目はどうだったのか。この状況は私の個人のホームページ
(http://akt51naka44.web.fc2.com/kenkou/gikuri190520.html)
に書いている。状況はギクーッとする瞬間の動機の心当たりがなく、突然強い痛みを感じ1週間ほどで完治した。ぎっくり腰の疑似体験みたいなものであった。その結果のOKが、ぎっくり腰は容易に完治するものだという考えを私が学習してしまった。
 こんな姿勢で重いものを持ったらぎっくり腰ななる。「なったら大変。だから気を付けろ」観念を軽く見てしまったことにつながった。そして2度目の本格派ぎっくり腰に見舞われることになる。そして50日あまり経過した今も痛みの症状は消えていない。

 話はここで落着しない。ここから、長い悪戦苦闘が始まる。「本格派ぎっくり腰」にどのような「オトシマエ(決着)」をつけるか?長くなって申し訳ないが、すこし書いてみる。
 @現在「ちょこちょこ歩きしかしていない」このままだと高齢者でなく、老人になってしまう。いつまでも高齢者でいるためには、少なくとも背筋を伸ばして姿勢よく歩く必要がある。これを励行しようとリハビリの先生にヒントをもらって考えた。姿勢よく歩くことは痛さに挑戦することかと思っていたが、違っていた。その気で姿勢よく歩くよう心がけると、比較的簡単にちょこちょこ歩きから脱出できたし、その方が歩きやすい。弱気と習慣化の問題のようであったようだ。
 A全く健康であった時期の状態に早くなろうと思わないこと、気が付けばああよくなっていた、と思えるようにストレスの解放に努める。それにしても、この神経痛どこまで続くやら!!
 そしてバランスよい体調維持を狙いラジオ体操をはじめてみた。 以前からやっていた学習や趣味に集中する。少しでも快癒が進むことを願う。
 長い文章を読んでいただいてありがとうございました。

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